コルジリネ

百科事典マイペディア 「コルジリネ」の意味・わかりやすい解説

コルジリネ

リュウゼツラン科の一属。熱帯〜亜熱帯産の木本(もくほん)で十数種ある。観葉植物として鉢植にされて普通に見られるコルジリネ・テルミナリス(和名センネンボク)は東ヒマラヤ・中国南部〜オーストラリア北部に産し,高さ1〜3m,葉は長さ30〜75cm,幅5〜13cm。園芸品種が多数あり,葉の色はさまざまで,斑(ふ)・しま・覆輪が入って美しい。また一般にドラセナと称して庭木にされる高木性の樹種はコルジリネ・オーストラリス(和名ニオイシュロラン)とコルジリネ・インディビサ(和名アツバセンネンボク)で,どちらも原産地ニュージーランドでは高さ10mに達する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android