コラール・プレリュード(英語表記)chorale prelude

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コラール・プレリュード」の意味・わかりやすい解説

コラール・プレリュード
chorale prelude

オルガン曲の形式。ドイツ・プロテスタントのコラール (衆賛歌) の旋律に基づき,これを装飾したり,動機的に展開したり,変奏したりすることによって作られる小曲会衆がコラールを斉唱する前にオルガニストが即興的にその旋律に手を加えて演奏することから起った。ブクステフーデパッヘルベル,バッハ,レーガーらの曲が有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android