コムソモリスク(英語表記)Komsomol'sk

精選版 日本国語大辞典 「コムソモリスク」の意味・読み・例文・類語

コムソモリスク

(Komsomol'sk) コムソモリスク‐ナ‐アムーレの略称ロシア連邦ハバロフスク地方のアムール川中流域にある工業都市。一九三二年コムソモール(共産主義青年同盟)が建設したので、名づけられた。サハリン樺太)のオハ油田から石油パイプラインが通じる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「コムソモリスク」の意味・読み・例文・類語

コムソモリスク(Komsomol'sk/Комсомольск)

コムソモリスクナアムーレ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「コムソモリスク」の意味・わかりやすい解説

コムソモリスク
Komsomol'sk

ロシア連邦,極東地方工業都市。人口27万5908(2004)。正称はコムソモリスク・ナ・アムーレKomsomol'sk na Amure。ハバロフスクから356km下ったアムール川左岸にあり,BAMバム鉄道と,第2次大戦後日本人抑留者も建設に参加したソビエツカヤ・ガバニに通ずる鉄道との交点にある。造船冶金石油精製,機械製造,木材コンビナートを中心とする極東地方の主要な工業都市で,教育と工科の2大学がある。1932年,コムソモール(共産主義青年同盟)により建設された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「コムソモリスク」の意味・わかりやすい解説

コムソモリスク

正称はコムソモリスク・ナ・アムーレKomsomol'sk-na-Amure。ロシア,東シベリア,アムール川下流左岸の工業都市。ハバロフスクの下流約356kmの河港都市。冶金,機械,製材などの工業が行われる。1932年国内各地から集まったコムソモールによって創設された。1990年運転が開始された第二のシベリア鉄道とも言われるBAM(バム)鉄道の東の起点となっている。27万395人(2009)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android