コニー・アイランド(読み)コニーアイランド(英語表記)Coney Island

翻訳|Coney Island

百科事典マイペディア 「コニー・アイランド」の意味・わかりやすい解説

コニー・アイランド

米国,ニューヨーク市の娯楽中心地。かつては島であったが,現在は半島ブルックリン南部にあり,マンハッタンから車,バス,地下鉄などで気軽に行ける。大西洋に臨む海岸(11km)に遊園施設,水族館海水浴場レストランなどが多数集まっている。1880年代以来,庶民の大娯楽地の代名詞的存在
→関連項目ジェットコースターブルックリン[区]ロング・アイランド[島]

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コニー・アイランド」の意味・わかりやすい解説

コニー・アイランド
こにーあいらんど
Coney Island

アメリカ合衆国、ニューヨーク市ブルックリン区南部にある海浜行楽地で、ニューヨーク湾を隔てて大西洋に面する。もとは島であったのが、砂の堆積(たいせき)によって半島となったもので、11キロメートルに及ぶ。地名の由来はオランダ語のKonijn Eilandで「ウサギの島」の意。1840年代に発展が始まり、1920年にマンハッタンから地下鉄が開通したことによって国内有数の海水浴場に成長した。5.6キロメートルも続く遊歩道、大規模な遊園地、ニューヨーク水族館などの施設、通りに並ぶ土産物(みやげもの)店、レストランが多くの行楽客をひきつけ、とくに催し物の多い週末や祭日人出が目だつ。

[作野和世]

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