コニカミノルタホールディングス(英語表記)KONICA MINOLTA HOLDINGS, INC.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

コニカミノルタホールディングス
KONICA MINOLTA HOLDINGS, INC.

情報機器,光学機器,医療機器などの事業会社を傘下に収める持株会社。1873年東京麹町の小西屋六兵衛店が写真機械などの輸入販売を開始し,1921年合資会社小西六本店に改組。1936年株式会社小西六本店が設立され,翌 1937年に合資会社を吸収して小西六に改称。1943年に小西六写真工業,1987年にはコニカに改称。2003年持株会社に移行したのち,ミノルタと経営統合して現社名となった。カメラや写真用フィルムの製造を手がけていたが,2006年にカメラ事業から撤退。デジタル一眼レフカメラに関する事業はソニーに引き継がれた。2007年には写真事業からも撤退した。事業内容は複合機プリンタなどの情報機器,光ディスク用レンズなどの光学機器,医療機器,計測機器などの製造・販売。近年発光ダイオードLED)や有機EL照明などの事業にも注力する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android