日本大百科全書(ニッポニカ) 「コシュ」の意味・わかりやすい解説 コシュこしゅErih Koš(1913―2010) ボスニア系のセルビアの小説家。1935年ベオグラード大学法学部卒業後、パルチザン戦を闘い、第二次世界大戦後外交畑、法曹界で活躍しながら作品を発表。戦争を主題とし、ボスニアを舞台にして現代生活を鋭い風刺感覚をもってアイロニカルに描き出す。『巨大なマック、ある巨鯨の不思議な物語』(1958)、『雪と氷』(1961)、小説集『第一人称単数』(1963)などが代表作。[栗原成郎][参照項目] | パルチザン 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例