コケムシ類(読み)こけむしるい

世界大百科事典(旧版)内のコケムシ類の言及

【触手動物】より

…特有な触手冠をもつことからこの名がある。ホウキムシ類,コケムシ類(図),腕足類の各綱が含まれ,外観はそれぞれかなり異なっているが,体に体節がなく,口の周囲には繊毛のある触手をもっており,口と肛門とは接近していて肛門は触手冠の外側背方に開き,真の体腔があるなどの共通点をもっている。しかし,3綱の間にはなお多くの相違点も見られるので,それぞれ独立した動物門(菷虫動物門,外肛動物門,腕足動物門)として扱う場合が多い。…

※「コケムシ類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」