ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コクガン」の意味・わかりやすい解説
コクガン
Branta bernicla; brant goose
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鳥綱カモ目カモ科の鳥。北極圏に広く分布し、4亜種がある。日本ではおもに北海道、青森湾、松島湾など北部の江湾に小群で渡来するが、南は四国、博多湾(はかたわん)、さらには韓国沿岸まで記録されている。しばしばオオハクチョウとともに海上で観察されるのは、両種がともに海草のアマモを好んで食べるためである。北ヨーロッパでは1950年代にこの海草が伝染病でほとんど全滅し、コクガンの危機があった。全長61センチメートルと小形で嘴(くちばし)が小さく、黒色と灰色が主体で下腹付近は白く、頸側(けいそく)に白い線斑(せんはん)がある。
[黒田長久]
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...
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