コウ(漢字)

普及版 字通 「コウ(漢字)」の読み・字形・画数・意味


14画

[字音] コウ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は弘(こう)。〔説文三下に「車軾の中把なり」(段注本)とあり、軾の手をあてる部分に巻く皮をいう。

[訓義]
1. 車軾の巻皮。
2. 字はまたに作る。

[古辞書の訓]
字鏡集 クルマノトジキミ

[下接語]


9画

[字音] コウ

[字形] 形声
声符は亘(こう)。娥(こうが)は月の異名西王母不死の薬を窃んで月に奔った話が、〔淮南子、覧冥訓〕にみえる。のち漢の文帝の名(恒)を避けて、常娥という。

[訓義]
1. 女のあざな、娥、のち常娥。字を嫦に作ることがある。
2. 月の異名。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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