コウ(カウ)・つぐ・つぐなう(漢字)

普及版 字通 の解説


15画

[字音] コウカウ
[字訓] つぐ・つぐなう

[説文解字]

[字形] 会意
庚(こう)+貝。〔説文〕は續(続)字条十三上に「なるなり」とし、また字を録し、「古續、庚貝に從ふ」とを續の古文とするが、は庚声で用いられる字である。庚は呪具としての午(杵(きね))を奉ずる形。それに貝を加えて祈る意で、つけ足す意がある。また〔管子、国蓄〕に「愚は本を(つぐな)はざるの事り」とあって、償の意とする。

[訓義]
1. つぐ、あとをつぐ。
2. つぐなう。

[熟語]

[下接語]
・酬・酔

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android