コウ(カウ)・こなもち(漢字)

普及版 字通 の解説


19画

[字音] コウカウ
[字訓] こなもち

[説文解字]

[字形] 形声
声符は羔(こう)。〔説文新附〕五下に「の屬なり」とあり、〔方言、十三〕に「、之れをと謂ふ」、〔広雅、釈器〕に「なり」とあって通訓。こなもちをいう。字はまたに作る。

[訓義]
1. こなもち。

[古辞書の訓]
和名抄 考聲切に云ふ、は米を烝して之れを爲(つく)る。久佐毛知比(くさもちひ)〔名義抄 クサモチヒ 〔字鏡集 モチヒ・クフ・クサモチヒ

[熟語]

[下接語]
・鵞・菊・喫・金・糸・黍・棗・麦


16画

[字音] コウ(カウ)
[字訓] こなもち

[字形] 形声
声符は羔(こう)。〔東京夢華録、八、重陽〕に「一二日、各を以てす。上に剪綵の小旗を插す。~を以て獅子蠻王のを作り、上に置く。之れを獅蠻(しばん)と謂ふ」とみえる。

[訓義]
1. こなもち。
2. もち菓子。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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