コウ(カウ)(漢字)

普及版 字通 「コウ(カウ)(漢字)」の読み・字形・画数・意味


18画

[字音] コウカウ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(更)(こう)。(硬)の意がある。〔説文十一下に「魚の骨なり」とあり、その硬い骨。

[訓義]
1. うおのほね。
2. ほねがささる、のどにほねがささる。
3. 硬と通じ、かたい、ただしい。
4. 梗と通じ、あらい、たけだけしい。

[古辞書の訓]
名義抄 ノギ・イララ・イヲノノギ・アラシ・ムセブ・ムス 〔字鏡〕 ナヤム・イヲホネ・ノギ・ムセブ・クルシ・アラシ 〔字鏡集〕 ノギ・サマタグ・イラス・クルシ・ムセブ・イヲノホネサフ・アラシ・カクス・ナヤム

[熟語]

[下接語]
・剛・骨・峭・清・誠・端・忠


17画

[字音] コウ(カウ)

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(更)(こう)。(硬)の意がある。〔説文〕四下に「らへる骨、咽中に留まるなり」とあり、のどに骨がささる意。骨ばることをいう。

[訓義]
1. ほねがささる、のどにほねがたつ。
2. ほねっぽい、かどばる。

[古辞書の訓]
立〕 ノキ・ムセブ

[熟語]

[下接語]
・骨


11画

[字音] コウ(カウ)

[字形] 形声
声符は肴(こう)。河南より陝西に入る地にある山。函谷関と合わせて函といい、要害の地とされる。

[訓義]
1. 山の名、山。
2. 字はまたに作る。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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