ゲル移動度変異検定

栄養・生化学辞典 「ゲル移動度変異検定」の解説

ゲル移動度変異検定

 荷電した分子がその大きさによって電場においたゲルの中を移動する速さが異なる性質を利用して行う検定で,一般に遺伝子調節領域DNA断片に核内のタンパク質が結合するかどうかを調べる.DNA断片に転写因子などの核内のタンパク質が結合すると分子が大きくなるので,電気泳動での移動度が小さくなり,その場合にはDNAのその領域に結合するタンパク質があると判定する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android