世界大百科事典(旧版)内のケモモの言及
【モモ(桃)】より
…また,5~6世紀の陶弘景が著した《千金翼方》には,東に向かって伸びた枝を日の出前に採り,3寸の木人をつくり,着物を着せて身につけていると物忘れをしないという呪術があり,三尸(さんし)を除く方法でも盛んに桃が使われている。【槙 佐知子】
[日本]
桃は奈良時代初頭に渡来したと考えられ,ケモモと称されていた。それまで〈モモ〉と呼ばれたのは楊桃(やまもも)であったが,のちには単に〈モモ〉といえば桃をさすようになった。…
※「ケモモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」