グンナール ハイベルク(英語表記)Gunnar Heiberg

20世紀西洋人名事典 「グンナール ハイベルク」の解説

グンナール ハイベルク
Gunnar Heiberg


1857 - 1929
ノルウェー劇作家
1878年匿名で詩「舞踏会」を発表してデビューし、1883年戯曲「ウルリッケおばさん」で成功を収める。1894年愛欲の野獣的本質を突いた「バルコニー」で論争を巻き起こしたが、ノルウェーの劇場で上演できず、コペンハーゲンで初演される。性愛をテーマとする分野が得意でイプセン以後のノルウェーにおける最も重要な劇作家である。他の作品に「ミダス王」(1890年)、「恋愛悲劇」(1904年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android