グレイ(英語表記)grey

翻訳|grey

色名がわかる辞典「グレイ」の解説

グレイ【grey】

色名の一つ。「gray」とも表記する。JISの色彩規格では「灰色」としている。一般に、の間にある中間色調をさす。日本語に訳すと「灰色」となるが、グレイの語源はよくわかっていない。ただし、特定の色をさしながら、グレイゾーンというように、ブラックに近いグレイから、ホワイトに近いグレイまであるのは灰色と同じ。無彩色総称として用いることが多い。また、あまりよいイメージではないのも共通している。陰気な性格、どんよりした空、つらい生活などに「グレイ」が用いられる。

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知恵蔵「グレイ」の解説

グレイ

電離放射線を照射された物体単位質量当たりに受け取るエネルギー(吸収線量など)を表すSI組立単位であって、ジュール毎キログラム(J/kg)に相当する。名称は英国物理学者の名にちなむ。電離放射線にはX線ガンマ線、アルファ線などの種類があり、また、放射線と物質の相互作用にも種々の形態がある。これらの違いによって、グレイ単位で表される量には吸収線量の他にも様々なものがある。かつて慣用的に使われたラド(rad)は、正確に0.01 Gy

(今井秀孝 独立行政法人産業技術総合研究所研究顧問 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

単位名がわかる辞典「グレイ」の解説

グレイ【gray】

吸収放射線量国際単位記号は「Gy」。1Gyは放射線の照射により、物質1kgあたり1ジュールのエネルギーを吸収するときの線量(1Gy=1J/kg)。水1kgの温度を1℃上昇させるのに必要な吸収線量は4200Gy。人間は1~2Gyの線量でも死ぬことがある。◇名称は、イギリスの物理学者グレイにちなむ。

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百科事典マイペディア「グレイ」の解説

グレイ

物質に吸収された放射線のエネルギー(吸収線量)の計量単位。記号Gy。電離性放射線の照射により物質1kgにつき1Jのエネルギーが与えられるときの吸収線量。英国の放射線物理学者L.H.グレイにちなんだもので,1975年に国際単位(SI)に採用された。→ラド
→関連項目レプ(rep)

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化学辞典 第2版「グレイ」の解説

グレイ
グレイ
gray

放射線の吸収線量の国際単位系(SI単位).記号 Gy.定義は

1 Gy = 1 J kg-1
従来から用いられているラド(rad)単位との関係は,

1 rad = 1 c Gy = 10-2 Gy.
単位の名称はイギリスの放射線物理学者L.H. Gray(1905~1965年)にちなんでつけられた.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

精選版 日本国語大辞典「グレイ」の解説

グレイ

〘名〙 (gray) 放射線の吸収線量を表わす単位。放射線の照射を受けた物質一キログラムあたりの吸収エネルギーが一ジュールの時の吸収線量を一グレイとする。一グレイは一〇〇ラド。イギリスの物理学者H=グレイの業績にちなむ。記号 Gy

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デジタル大辞泉「グレイ」の解説

グレイ(gray)

国際単位系(SI)の吸収線量の単位。1グレイは物質1キログラムあたり1ジュール放射線のエネルギーを吸収するときの吸収線量。1グレイは100ラド。英国の物理学者L=H=グレイの業績にちなむ。記号Gy

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「グレイ」の解説

グレイ
gray

放射線の吸収線量の SI組立単位。記号は Gy。 1Gyは放射線がイオン化作用によって 1kgの物質に 1Jのエネルギーを与えるときの吸収線量である。単位名は L.H.グレーの名にちなむ。

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栄養・生化学辞典「グレイ」の解説

グレイ

 略号Gy.放射線量の国際単位で,単位質量あたりの吸収エネルギーを示し,1Gyは1kgあたり1Jのエネルギーの吸収に相当.

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世界大百科事典 第2版「グレイ」の解説

グレイ【gray】

物質に吸収された放射線のエネルギー(吸収線量と呼ばれる)の単位。ジュール/キログラム(J/kg)に固有の名称で,記号Gy。名は,イギリスの放射線物理学者グレーL.H.Gray(1905‐65)にちなんだもので,1975年国際単位系(SI)に採用された。以前は,ラド(rad)が吸収線量の単位として用いられた。1Gy=100radである。物質に吸収された放射線のエネルギーは最終的に熱となる。放射線を照射された水の吸収線量が4200Gyのとき,水の温度はほぼ1℃上昇する。

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世界大百科事典内のグレイの言及

【放射線量】より

…すなわち,Dde/dmで与えられる。吸収線量の単位は,従来,rad(ラド,radiation absorbed doseの頭文字をとる)で, 1rad=100erg/g=10-2J/kgであったが,新しい国際単位では,radに代わってGy(グレイ,Grayの略)が用いられる。 1J/kg=1Gy=100rad 吸収線量はすべての放射線に適用できるが,物質の単位質量に吸収されたエネルギーで定義されており,通常,その物質名を明記しなければならない。…

※「グレイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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