グリーンカード(英語表記)green card

翻訳|green card

デジタル大辞泉 「グリーンカード」の意味・読み・例文・類語

グリーン‐カード(green card)

米国で発行される、外国人のための労働許可証・入国許可証。
米国の永住権証明書。また、永住権のこと。
スポーツで、審判が所持する緑色のカード。
ホッケーで、悪質な反則をした選手に警告するときに示すもの。その選手は2分間の退場となる。
㋑試合中のフェアプレーなどに対して、その選手・チーム提示または与えるもの。イエローカード(警告)やレッドカード(即退場)とは異なり、賞賛の意を表す。
[補説]3㋐は国際ルールに基づくもの。㋑は、平成16年(2004)日本サッカー協会(JFA)が12歳以下の大会を対象に導入。他のスポーツにも使用が広まっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のグリーンカードの言及

【納税者番号制度】より

…各納税者(個人,法人)に番号をつけ,その番号によって各納税者に関する資料を収集し,その所得を集計する制度。たとえば,納税者は,預金口座を開設する際にその納税者番号を金融機関に通知しなければならず,金融機関は,税務署に提出する支払調書に利子支払の相手方の氏名のみでなく,その納税者番号をも記入しなければならないこととすれば,たとえ預金がペンネームや架空名義で行われていても,税務行政庁は支払調書を納税者番号によって整理することにより,だれにどれだけの預金があり,またどれだけの利子所得があるかを正確に把握することができる。…

【利子・配当課税】より

…給与所得なら最高で75%の累進税率がかけられるのに,利子・配当なら最高でも35%ですむのは,不公平税制の典型ではないか,という批判である。この批判にこたえて総合課税に移行するためには,アメリカで採用されている納税者番号制度が最も有効とされ,日本でもグリーンカード(少額貯蓄等利用者カード)制の導入が図られたことがあった。 その後1987年の改正により,少額預貯金の利子の非課税制度が原則的に廃止(老人等に係る利子所得については非課税)され,利子課税制度の見直しがなされた。…

※「グリーンカード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」