グラン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「グラン」の解説

グラン

生体の免疫機能を高める賦活剤の一つ。癌化学療法剤の副作用として,細菌ウイルス感染から生体を防御する働きのある白血球一種である好中球の減少がみられる。そのため,感染症を予防するためには抗生物質を大量に投与しなければならないなど問題が多くなっている。グランは,白血球を増加させる顆粒球コロニー刺激因子 (G-CSF) を遺伝子組換えにより量産した製品で,好中球を選択的に増加させる作用をもつ。癌化学療法による好中球減少症,悪性リンパ腫急性白血病に用いられるほか,骨髄移植時の好中球数の増加促進,再生不良性貧血や先天性・突発性好中球減少症,骨髄異型性症候群に伴う好中球減少症にも効果を示す。

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世界大百科事典内のグランの言及

【エステルゴム】より

…チェコスロバキア国境に接する。ドイツ語でグランGran。人口3万(1993)。…

※「グラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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