グスレ

百科事典マイペディア「グスレ」の解説

グスレ

ボスニア・ヘルツェゴビナセルビアモンテネグロクロアチアの長い棹をもつリュート属擦楽器。木をくり抜いて表面に皮を張った共鳴胴。棹にフレットはついておらず,先端に馬や山羊などの頭が刻んである。馬の毛をよった1本(時には2本)の弦を張り,簡単な馬毛ので奏す。ではさむようにしてやや斜めに構え,左指を弦の上からでなく横に当てる。叙事詩口承文芸の弾き語りに用いられる。

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世界大百科事典内のグスレの言及

【グスラ】より

…南スラブ族,特にユーゴスラビアのセルビア,ボスニア,ダルマツィアなどで口承民間叙事詩を歌う際の伴奏に用いられる民族楽器で,1弦または2弦の擦弦楽器。セルボ・クロアチア語ではグスレgusleと呼ぶ。背の丸い胴(材質はマツ,トネリコ,オリーブの木など)の表面に皮膜をはって響板にし,馬の毛をよって弦を張る。…

※「グスレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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