ク語法(読み)くごほう

精選版 日本国語大辞典 「ク語法」の意味・読み・例文・類語

く‐ごほう ‥ゴハフ【ク語法】

〘名〙 活用語語尾に「く」がついて全体名詞化される、「言はく」「語らく」「老ゆらく」「悲しけく」「(言ひ)しく」「(聞く)ならく」「(散ら)まく」などの語法。「く」または「あく」を接尾的要素として説明される。古くは、「言はく」等を「言ふ」等の変化として、「か行延言」と称した。→く〔接尾〕

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デジタル大辞泉 「ク語法」の意味・読み・例文・類語

く‐ごほう〔‐ゴハフ〕【ク語法】

活用語の語尾に「く(らく)」が付いて、全体が名詞化される語法。「言はく」「語らく」「老ゆらく」「悲しけく」「散らまく」など。→く(接尾)らく(接尾)

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