クローズド期間(読み)クローズドキカン

デジタル大辞泉 「クローズド期間」の意味・読み・例文・類語

クローズド‐きかん【クローズド期間】

投資信託で、解約できない期間のこと。一定期間(もしくは償還時まで)、換金できない期間を設けることでファンドの効率的で安定した運用を図る。設定日から、3~6か月、または1年というものが多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

投資信託の用語集 「クローズド期間」の解説

クローズド期間


投資信託において解約請求できない期間のこと。クローズド期間は解約による資金減少を防いで運用の安定を図ることを目的に設けられているが、全てのファンドにあるわけではない。クローズド期間には長短あり、信託期間を通じてクローズドとなっているものもあれば、設定後の短い期間をクローズド期間としているものもある。なお、クローズド期間中であっても、受益者死亡や天災地変その他の不可抗力により財産の大部分を滅失したとき等、特別な事由がある場合は買取請求をすることで換金できる。なお、この特別な事由は目論見書に記載されているので確認することができる。

出典 (社)投資信託協会投資信託の用語集について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android