クレオメネス

精選版 日本国語大辞典 「クレオメネス」の意味・読み・例文・類語

クレオメネス

(Kleomenēs)
[一] (一世) 古代ギリシアのスパルタの王(在位前五一九頃‐前四九〇)。アテナイの僭主ヒッピアスの追放援助デルフォイ神託によって同僚の王デマラトスを失脚させ、のち発覚して自殺したという。前四九〇没。
[二] (三世) 古代ギリシアのスパルタの王(在位前二三五‐前二一九)。リュクルゴス体制の復帰をはかり、土地分割、負債帳消し、監督官制の廃止を実行。アカイア同盟と戦い、敗れてエジプト亡命、自殺した。(前二六〇頃‐前二一九

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android