クリントン・ジョセフ デビッソン(英語表記)Clinton Joseph Davisson

20世紀西洋人名事典 の解説

クリントン・ジョセフ デビッソン
Clinton Joseph Davisson


1881.10.22 - 1958.2.1.(2.3.説有り)
米国物理学者
元・カーネギー工科大学助教授,元・バージニア大学教授。
イリノイ州ブルーミントン生まれ。
シカゴ大学プリンストン大学で学ぶ。1911年カーネギー工科大学で物理学の助教授となる。その後’17〜46年までベル電話研究所の所員として金属電子放出と熱イオン学の基礎研究をし、’46〜54年はバージニア大学で物理学教授となった。結晶による電子の回折の発見により1937年に、トムソンと共にノーベル物理学賞を受賞した。また、電子顕微鏡の開発にも力を注いでいる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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