旺文社世界史事典 三訂版 「クリム−ハン国」の解説
クリム−ハン国
クリム−ハンこく
Krim Khan
黒海北岸につくられたタタール系イスラーム国家
キプチャク−ハン国の建設者バトゥの弟の子孫がキプチャク−ハン国から分離して,クリミア半島を中心に黒海北岸に建国。15世紀オスマン帝国の属国となったが,18世紀ロシアに併合されるまで,最後のタタール系王朝として続き,クリミア半島はイスラーム化された。
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