クリストフ・フリードリヒ ブルムハルト(英語表記)Christoph Friedrich Blumbardt

20世紀西洋人名事典 の解説

クリストフ・フリードリヒ ブルムハルト
Christoph Friedrich Blumbardt


1842.6.1 - 1919.8.2
ドイツ牧師
元・州議会議員。
メットリンゲン(カルフ近郊)生まれ。
1869年からバート・ボルで父の伝道活動を助けていたが、父の死後、1888年頃から当時の教会に批判的姿勢を示す一方で、1896年頃から人間全体に対する神の愛を説き、その結果1899年ドイツ社会民主党に入党。1900年同党選出の州議会議員となり活動する。その後、政治にも失望して、バート・ボルの「家の教会」に集まる人々への牧会などに専念した。彼の思想は、弁証法神学宗教社会主義をはじめとして、スイスのキリスト教界を中心に大きな影響を与えた。著書に「神の国の証人・ブルームハルト父子」(’82年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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