クランクプレス(読み)くらんくぷれす(英語表記)crank press

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クランクプレス」の意味・わかりやすい解説

クランクプレス
くらんくぷれす
crank press

大量生産に使用されるもっとも普通の機械プレスをいい、電動機によりクランク軸を回転させ、ラムを上下させて加圧を行う。長いストロークを必要とする場合にはクランクピン形式、ストロークが短くて強力な加工にはフルエキセン形式、一般用にはセミエキセン形式のクランク軸が多く使用される。

 形状から分類すると、C字形のフレームをもつC形クランクプレスと、フレームが枠形で、左右の柱がまっすぐな門形をしているストレートサイド形クランクプレスに分けられる。クランクプレスは適当な工具を選ぶことによって、剪断(せんだん)加工、板材成形、圧縮加工など、ほとんどすべての塑性加工が行える。

[清水伸二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クランクプレス」の意味・わかりやすい解説

クランクプレス

プレス」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android