クモキリソウ(雲切草)(クモキリソウ)とは？意味や使い方

ブリタニカ国際大百科事典小項目事典「クモキリソウ(雲切草)」の意味・わかりやすい解説

ラン科の多年草。一名クモチリソウともいう。日本全域と朝鮮半島の山中の林下に広く分布する。茎は短く多肉質でやや扁平，長さ4～8cmの葉を2枚もつ。葉は薄質，平行脈が顕著で，葉柄は翼があって短い。夏に 15cmほどの花柄を出し，紫褐色の小花を数個つける。唇弁以外の各花被片と距は糸のように細い。

出典　ブリタニカ国際大百科事典小項目事典ブリタニカ国際大百科事典小項目事典について　情報