クマヤナギ(熊柳)(読み)クマヤナギ(英語表記)Berchemia racemosa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クマヤナギ(熊柳)」の意味・わかりやすい解説

クマヤナギ(熊柳)
クマヤナギ
Berchemia racemosa

クロウメモドキ科の落葉低木状のつる性植物。幹の径は数 cmに及ぶものがある。葉は卵形ないし卵状楕円形で基部が丸く,なめらかで,支脈主脈から斜めに平行して出る。鋸歯はない。夏に,枝先や葉腋から円錐花穂を生じる。花は小さな5弁花で白色果実はアズキ豆大の核果で,初め緑色,のちに黄紅色を経て黒色に熟する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android