百科事典マイペディア 「クジラ(鯨)」の意味・わかりやすい解説
クジラ(鯨)【クジラ】
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…暖流の影響により比較的温暖多湿な気候が特徴で,カナダスギやトウヒなどの森林が海岸近くまで迫る。サケ・マスを中心とする魚類,アザラシやクジラなどの海獣類,季節的な渡り鳥,各種の陸獣の利用などにより,この領域は非農耕地帯における最も安定した食糧供給と高度の定着性のある集落を維持していた。経済基盤は漁労活動にあった。…
…陸の生物が海から移りすむのは,その後のシルル紀である。海の生物の中には,顕花植物のアマモや,哺乳類のクジラ,アザラシ類などのように,陸上で進化したグループが,再び海に生活の場を求めて適応進化したものもいる。
[海の生態学]
海の生物の生活型は,大きくプランクトンplankton(浮遊生物),ベントスbenthos(底生生物),ネクトンnekton(遊泳生物)の三つに区別される。…
…クジラ資源の合理的利用を目的とする最初の国際捕鯨取締条約は1931年ジュネーブで署名され,36年に効力を発生した。この条約は翌37年発展的に解消し,同年新しい国際捕鯨取締協定がロンドンで締結された。…
…人はいろいろの仕事をして暮しをたてるが,その仕事が順調であるように神の加護を求める。キリスト教徒の間でも,職業集団によって特定の守護聖人を崇敬することがあるが,日本ではことに,生業によりさまざまな神がまつられてきた。 農民のあいだでは,稲作を守護してくれる神として田の神をまつる。田の神は地域によって作神,農神,百姓神,地神,亥の神などと呼ばれそのまつり方もちがうが,一般に田の神といえばある定まった田を祭場に,石や木をもってまつる形が多い。…
…鳥獣の肉を食することをいう。人類は雑食的な高等猿類の延長上にあって,単に植物食だけでなく動物食つまり肉食もするということは,あらためていうまでもない。肉食には動物の殺害が不可避であるが,他の動物を殺すことに,われわれと同じ生命の略奪を感じとるか否か,それは観念世界のあり方にかかわる。そこに人の殺害にも似た行為をみるとき,殺生あるいは肉食が,倫理的問題として浮上してくる。またそれとかかわって,肉食のための殺害法,解体法,そして調理法が,儀礼的作法として問題視される可能性をもつ。…
…潮流や風によって浜に流れ着く漂着物(寄物)を神としてまつる信仰で,寄神ともいう。この信仰の基盤には,寄物は海のかなたのカミからの贈物あるいはカミそのものとする考えがあり,これを拾う際に,話しかけたり,寸法をはかったりするしきたりが各地でみられた。漂着神としてまつられてきたものには,流木や舟をはじめ,酒樽,玉藻,ワカメ,鯨,タコ,白鳥など,日ごろ海辺に打ち上げられるものが多い。漁村で大漁の神としてまつられるえびすもまた,漂着神的要素を強くもっている。…
…江戸時代における雑税の一種。その内容は,(1)商業,漁業,山林業などに従事する者からその売上高,収穫高の何分の1かを徴収するもの,(2)幕府が特定の河川に沿って分一番所を設け,通行荷物から何分の1かの分一銭を徴収するもの,がある。(1)については,江戸時代の田制,税制についての代表的な手引書である《地方凡例録(じかたはんれいろく)》によると,鰯分一,鯨分一,市売分一,請山分一などの例が紹介されている。…
…人類がいつのころからクジラ(イルカを含む)を捕り始めたか明らかではない。しかしノルウェーでは,新石器時代に人類が描いた最初のクジラと想像されている壁画が発見されている。…
…太平洋のポリネシアに住む人々の総称。
[人種的特徴]
ポリネシアの諸言語は,イースター島からアフリカ東岸のマダガスカル島までの範囲に及ぶアウストロネシア語族の一部をなしており,ミクロネシアやメラネシア東部の諸言語と密接な親縁関係をもつ。これはポリネシアの人種の起源を考えるうえで重要な手がかりを与える。メラネシア人がその身体形質,言語,文化において多様な変化をみせるのに対し,ヨーロッパ人と接触する以前のポリネシア人は人種,言語,文化においてかなり同質的であり,地方的な偏差はあるが比較的等質な身体特徴をもっていた。…
※「クジラ(鯨)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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