クジャクシダ

百科事典マイペディア 「クジャクシダ」の意味・わかりやすい解説

クジャクシダ

世界の温〜亜熱帯に分布し,林地などにはえるホウライシダ科の夏緑性シダ。ときに庭に植栽される。葉柄は紫褐色針金状。葉はクジャクの羽のような特異な形の複葉で,軸は数回二叉(にさ)に分枝し,その片側羽状複葉となる。小羽片の上縁は数個ずつの折れ返しがあり,そこに胞子嚢群がつく。
→関連項目アジアンタム

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改訂新版 世界大百科事典 「クジャクシダ」の意味・わかりやすい解説

クジャクシダ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「クジャクシダ」の意味・わかりやすい解説

クジャクシダ
くじゃくしだ

アジアンタム

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のクジャクシダの言及

【アジアンタム】より

…約200種からなるホウライシダ科クジャクシダ属の多年生シダ植物であり,これらを花卉(かき)園芸ではアジアンタムと呼んでいる。日本にはホウライシダA.capillusveneris L.やクジャクシダA.pedatum L.など7種を産する。…

※「クジャクシダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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