世界大百科事典(旧版)内のクジナの言及
【タンポポ】より
…マンガレとかマンゴはこの茎を曲げる遊びに由来し,茎を笛にしたことからピーピーバナ,白い綿毛の種子を飛ばした後の形からガンボウジとよばれたのである。春にはタンポポの若葉をお浸しやあえ物にしたが,ほろ苦い味がするためニガナとかクジナともいわれた。タンポポは太陽に向かって開き,日没とともに閉じるところから,これを踏みにじったり,昼間,花がしぼむと雨になり,秋に花が咲くと大雪の前兆とされている。…
※「クジナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」