ギラルドス・カンブレンシス(英語表記)Giraldus Cambrensis; Gerald of Wales

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ギラルドス・カンブレンシス
Giraldus Cambrensis; Gerald of Wales

[生]1146
[没]1223頃
ウェールズ歴史家。ウェールズのセントデービッズ市の司教に指名されたが,カンタベリーに対立するウェールズの独立教会出現を恐れるイギリスの教会の反対にあって実現しなかった。しかし他のいくつかの要職につき 1181年には第3次十字軍参加を呼びかける説教活動を行なった。著書に『ヒベルニア地誌』『ヒベルニア征服記』などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android