ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
キョル・テギン(闕特勤)
キョル・テギン
Kül-Tägin
[没]731
東突厥のビルゲ・カガン (毗伽可汗)の弟。兄の即位に努力して軍事権を握り,功績を立てた。突厥碑文の一つであるキョル・テギン碑文は彼の功績をたたえたもの。その死に際して唐の玄宗は弔問使を派遣し,みずから碑文をつくり,祠廟を建てさせた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報