キャップ(英語表記)cap

翻訳|cap

精選版 日本国語大辞典 「キャップ」の意味・読み・例文・類語

キャップ

〘名〙 (cap)
ふちなしの、あるいは前部にひさしのついた帽子
※開化評林(1875)〈岡部啓五郎編〉明治六年「ラッコ製キャプ盛に流行
② びん、缶などのふた。
※白く塗りたる墓(1970)〈高橋和巳〉「彼はカメラのキャップをはずし」
鉛筆万年筆などの先にかぶせるさや。
真理の春(1930)〈細田民樹〉頭の上の街「小さいキャップのついた女持ちの鉛筆があった」

キャップ

〘名〙 (「キャプテン」の略)
① 左翼政党の下部組織の責任者。
党生活者(1933)〈小林多喜二〉一「『ヒゲ』さう呼ばれてゐるこの同志私達の一番上のポストにゐる重要なキャップだった」
新聞記者など、取材グループの統率者。
※黯い潮(1950)〈井上靖〉一「あいにく、警視庁の主任記者(キャップ)北海道へ行ってゐて」
③ (広く)共同作業を行なう場合の統率者。
偽証の時(1957)〈大江健三郎〉「木田が研究会のキャップの名前をいった」

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デジタル大辞泉 「キャップ」の意味・読み・例文・類語

キャップ(cap)

縁なし、また、前面だけにつばのある帽子。→ハット
瓶などの栓やふた。広く、容器の口をふさぐものにもいう。
万年筆や鉛筆など、筆記具にかぶせるさや。
[類語](1帽子被り物シャッポハットソフト帽かんかん帽麦藁帽子パナマ帽制帽学帽角帽チロリアンハットテンガロンハットトルコ帽正ちゃん帽山高帽子シルクハット中折れ鳥打ち帽鳥打ち帽子ハンチングベレーボンネットビーニー

キャップ

《「キャプテン」の略》チームなどの長。
[類語]キャプテン主将大将

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栄養・生化学辞典 「キャップ」の解説

キャップ

 mRNAの5末端部分で,翻訳開始因子が結合する翻訳に重要な領域.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

FX用語集 「キャップ」の解説

キャップ

相場がある一定の水準で変動しているときの上限の水準。

出典 (株)外為どっとコムFX用語集について 情報

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