キャスリーン・M. ケニヨン(英語表記)Kathleen M. Kenyon

20世紀西洋人名事典 の解説

キャスリーン・M. ケニヨン
Kathleen M. Kenyon


1906.1.5 - 1978.8.23
英国考古学者。
元・ロンドン大学考古学研究所教授。
ロンドン生まれ。
父は元・大英博物館長のケニヨン,フレディリック・ジョージで、大学卒業後ウィーラーのもとで考古学を学ぶ。サマリアエルサレムなどの発掘の際にウィーラーの発掘法を応用し、現在パレスティナ発掘調査におもに使われているウィーラー・ケニヨン法を確立。ロンドン大学考古学研究所教授、オックスフォード大学セント・ヒューズ・カレッジ校長を歴任し、主な著書に「聖地の考古学」(’60年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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