キャサリン マッキノン(英語表記)Catharine A. MacKinnon

現代外国人名録2016 「キャサリン マッキノン」の解説

キャサリン マッキノン
Catharine A. MacKinnon

職業・肩書
弁護士,法学者 ミシガン大学ロースクール教授

国籍
米国

生年月日
1946年10月7日

専門
フェミニズム

学歴
スミス大学〔1969年〕卒,エール大学ロースクール〔1977年〕卒

経歴
エール大学ロースクール在学中から弁護活動、立法活動などフェミニストとして実践に携わりつつ、社会変革のための理論構築作業を続ける。1979年の著書「働く女性のセクシュアル・ハラスメント」で、職場での性的嫌がらせ(セクシャル・ハラスメント)は公民権法で禁止される雇用上の性差別に当たると主張し、一躍フェミニズム法学の旗手となった。’89年ミシガン大学ロースクール教授。また、ボスニア・ヘルツェゴビナで集団強姦された女性を支援し、代理人として裁判を提起するなど弁護士として法廷で活躍。他の著書に「フェミニズムと表現の自由」(’87年)、「フェミニストによる国家論をめざして」(’89年)、「ポルノグラフィと性差別」(’88年)、「ポルノグラフィ―『平等権』と『表現の自由』の間で」(’93年)がある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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