日本大百科全書(ニッポニカ) の解説
ガーフィールド(James Abram Garfield)
がーふぃーるど
James Abram Garfield
(1831―1881)
アメリカ合衆国第20代大統領(在任1881)。11月19日オハイオ州に生まれ、苦学ののち、教育者、弁護士などを経て、オハイオ州議会議員(共和党)に選出された。南北戦争中勲功をあげ、連邦下院議員に選出され、その後、ジェームズ・ブレーンとともに下院共和党の指導者として活躍した。1880年、予想に反して共和党大統領候補に指名され当選。就任そうそうより、官職分配に不満をもつ共和党内反対派の妨害に悩まされ、81年7月、不満分子の一人チャールズ・J・ギトーに狙撃(そげき)され、9月19日死去した。
[横山 良]