ガーター(英語表記)garter

翻訳|garter

精選版 日本国語大辞典 「ガーター」の意味・読み・例文・類語

ガーター

〘名〙 (garter) 靴下がずり落ちないように留めておく道具。輪になったゴム布のものと、コルセットガードルに留め具がついたものがある。靴下どめ。〔外来語辞典(1914)〕

ガーター

〘名〙 (gutter)⸨ガターボウリングで、レーン両脇にある溝、また、そこにボールが落ちること。

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デジタル大辞泉 「ガーター」の意味・読み・例文・類語

ガーター(garter)

靴下留め。特に、女性用のストッキングが落ちないように留めるもの。太ももに付けるガーターリングと、腰に付けるガーターベルトがある。

ガーター(gutter)

ガター

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガーター」の意味・わかりやすい解説

ガーター
garter

靴下を留める用具。紐で結ぶもの,輪で留めるもの,上から吊ってクリップで留めるサスペンダー式のものがある。材質ゴムを織込んだ伸縮のきくものが多かったが,スパンデックス (弾性繊維) などの合成繊維や,パンティストッキング普及につれて,次第に用いられなくなっている。靴下の使用とともに始り,17世紀の男子服にみられる膝下リボン飾りもガーターの一種

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百科事典マイペディア 「ガーター」の意味・わかりやすい解説

ガーター

靴下留め。16世紀ごろから男性が用い,リボンを使ったはなやかなものもあった。現在は男性用には上からつってクリップで留めるサスペンダー式のものがあり,女性用には輪状のもののほか,靴下留め専用のガーターベルトがあったが,パンティストッキングの定着以来,ほとんど使われなくなった。

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世界大百科事典(旧版)内のガーターの言及

【サスペンダー】より

…ひもの長さを調節する金具と,ズボンのボタンに掛ける穴かクリップ形の留め金具が端についている。サスペンダーは19世紀末からアメリカで使われた名称で,イギリスでは靴下留め(ガーターgarterとも)をさし,ズボンつりはブレーシズbracesという。1930年代までは一部の作業用ズボンにだけベルトが用いられ,男子用には必ずサスペンダーが使われていた。…

※「ガーター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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