ガリア語(読み)がりあご

世界大百科事典(旧版)内のガリア語の言及

【ゴール語】より

…ガリア語ともいい,一般にケルト語派のうちの大陸ケルト語の称。北イタリア,フランスなどのガリアの地で行われたが,5世紀にはラテン語の勢力に吸収されて滅んだ。…

【フランス語】より


[フランス語の成立]
 今日のフランス,すなわち古代ローマ人がガリアと呼んでいたケルト人居住地の大半を占める地域は,カエサルによる征服(前58‐前51年)の結果,完全にローマの支配下に入った。それに伴い,征服者の言語であるラテン語は土着のケルト系(ケルト語派)のガリア語にしだいに取って代わっていった。ラテン語はまず都市部を中心に浸透し,農村や山間部に残っていたガリア語も5世紀ころには消滅したらしい。…

※「ガリア語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android