ガマブホトキシン

化学辞典 第2版 「ガマブホトキシン」の解説

ガマブホトキシン
ガマブホトキシン
gamabufotoxin

gamabufotalitoxin.C38H58N4O9(714.90).日本産ヒキガエル(ガマBufovulgaris formosus)の乾燥皮膚や華北産のヒナヒキガエルの耳下腺,そのほかの皮腺分泌物の有毒成分.わが国ではセンソ,また中国ではChán Suとよばれる.融点215~219 ℃.-2.2°(メタノール).ゲニンであるガマブホタリン(C24H34O5,分解点263 ℃)の3-スベリルアルギニンエステルである.LD50 0.38 mg/kg(ネコ).[CAS 53915-36-9]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android