カーマイル ショータン(英語表記)Camille Chautemps

20世紀西洋人名事典 「カーマイル ショータン」の解説

カーマイル ショータン
Camille Chautemps


1885.2.1 - 1963.7
フランスの政治家。
元・フランス首相
パリ生まれ。
弁護士の出身で、1912年より13年間トゥール市長を務め、’19年急進社会党の代議士に当選する。’24年より2年間に左翼連合の内相や法相として活躍し、’33年自ら内閣を組織し、首相。しかし「スタビスキー事件」での事件解明に消極的だった事から右翼団体に非難され、2カ月で辞職。’37年から1年間第二次人民戦線派内閣の首相となる。その後急進社会党単独で内閣を組織し、第二次大戦中レイノー内閣の副首相となる’40年特派使節として渡米し、対ドイツ協力の罪で欠席裁判となり、5年の禁固刑判決を受けるが、服役を免れた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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