百科事典マイペディア 「カーネギー・ホール」の意味・わかりやすい解説
カーネギー・ホール
→関連項目カーネギー財団|新世界交響曲|スターン|ニューヨーク|パールマン|ピーターソン|ホロビッツ|メニューイン|ロス・アンヘレス
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ニューヨークにある演奏会場。1891年5月、当時ニューヨーク最大のホールとして開場し、アメリカや海外から来演する音楽家たちの檜(ひのき)舞台として有名。初めは単にミュージック・ホールとよばれたが、98年に鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーの出資によって改築されてからこの名になった。伝説的な名演奏を数多く生み、このホールにおける音楽生活を背景にした同名の映画(1948)もつくられた。しかしリンカーン・センター開設(1962)後は、ニューヨークの音楽活動の中心ではなくなった。非常に優れた音響でも知られている。客席数2784。同一建物内にカーネギー・リサイタル・ホールという名称の小ホール(355席)が併設され、新進音楽家のデビュー演奏会などに利用されている。
[美山良夫]
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