カーディガン(ジャケット)(読み)かーでぃがん(英語表記)cardigan

翻訳|cardigan

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

カーディガン(ジャケット)
かーでぃがん
cardigan

編み地を素材にした前あきジャケットブラウスシャツの上に着ることが多い。着やすいため、老若男女の日常着として人気がある。名称は、イギリスの7代目カーディガン伯爵がクリミア戦争(1853~56)で負傷した際に、制服の上からこの形のジャケットを着たことに由来している。最近の編み地の発達により、カーディガンは日常着だけでなく、高級品にも進出し、また布や皮との組合せでつくられることも多い。

[浦上信子]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android