カンペチェ湾油田群

デジタル大辞泉プラス 「カンペチェ湾油田群」の解説

カンペチェ湾油田群

メキシコ南部、メキシコ湾支湾カンペチェ湾にある油田群の総称。同国最大級のカンタレル油田など複数の油田をまとめていう。

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世界大百科事典 第2版 「カンペチェ湾油田群」の意味・わかりやすい解説

カンペチェわんゆでんぐん【カンペチェ湾油田群 Campeche】

メキシコ南東部ユカタン半島の西側約80kmのカンペチェ湾上において,1970年代後半に新たな油田が複数発見された。これらはカンタレルCantarell油田(究極可採鉱量110億バレル),アブカトンAbkatum油田(同35億バレル),チャクChuc油田(同35億バレル),クーKu油田(同17.5億バレル),ポルPol油田(同13億バレル)などで,カンペチェ湾油田群と称される。発見された究極可採埋蔵量は少なくとも250億バレルと推定される。

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