カンカン
〘名〙 (cancan) 一九世紀中ごろパリを
中心に流行した
二拍子および
四拍子の速いテンポの通俗的な舞踊曲。また、その踊り。
スカートをまくりあげ、足を高くはね上げたりして踊る。現在は
フレンチ・カンカンとして知られる。カンカン踊り。
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デジタル大辞泉
「カンカン」の意味・読み・例文・類語
カンカン(〈フランス〉cancan)
19世紀中ごろからフランスで流行した速いテンポの踊り。長いスカートをまくり、足をはね上げて踊る。フレンチカンカン。
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カンカン
cancan[フランス]
舞曲。フレンチ・カンカンともいう。2/4拍子の速いテンポの踊りで足を高く上げるのが特徴。裾の広がったひだの多いドレスをつけ,黒いストッキングをはいてアクロバティックに踊る。おおぜいの踊り子が客席に向けて横に並び,いっせいに足を上げる華やかさと快活なエロティシズムで,ミュージック・ホールなどの演出に欠かせない。19世紀中葉パリで流行し始め,1920-30年代に世界的に広まった。オッフェンバックの《天国と地獄》やF.レハールの《メリー・ウィドウ》などバレエにも取り入れられている。
執筆者:中村 とうよう
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カンカン
Kankan
ギニア東部の町。コナクリ東北東約 490km,ニジェール川の支流ミロ川河畔に位置。 18世紀,塩,金,コーラナッツなどを扱う隊商の交易地として建設。現在は,マリのバマコとリベリアのモンロビアを結ぶ南北道,首都コナクリとマリのシカソを結ぶ東西道の交点で,道路交通の要地。またコナクリからの鉄道の終点で,内陸高地の商業中心地。米,ゴマ,家畜,皮革などの集散と,食品,綿花加工,自動車製造などが行われる。伝統的な金・象牙細工,木彫も盛ん。国内空港がある。人口8万 8760 (1983推計) 。
カンカン
cancan
フランスのショー・ダンスの一種。フレンチ・カンカンともいう。家鴨の鳴く声をもじったもの。 19世紀後半にパリのミュージック・ホールの出し物として人気を呼んだ。速いテンポの2拍子,または4拍子の曲に合せて長いフレア・スカートの群舞に始り,脚を高く上げてペチコートや脚部をあらわにしたり,脚を開いたまま床に飛降りたりする。アクロバティックなソロ・ダンスが見せ場をつくる。
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カンカン
フレンチ・カンカンとも。4分の2拍子の速いテンポの舞曲。1840年代末に舞台で踊られるようになってから,パリのミュージック・ホールの名物となった。高く足を上げてエロティックな効果をねらったり,曲芸的な技巧をみせて人気を呼んだ。
→関連項目ムーラン・ルージュ
カンカン
ギニア東部の町。ニジェール川支流のミロ川の河港で,行政,商業の中心地。また大西洋岸の首都コナクリとを結ぶ鉄道の終着点で,ここから周辺の各地に通ずる道路網の中心にもなっている。コメ,ゴマ,トウモロコシ,トマト,各種の果物などが栽培され,トマトの缶詰工場などもある。人口14万1446人(2005)。
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カンカン
東京都台東区、東京都恩賜上野動物園で飼育されていたジャイアントパンダのオス。1970年ごろ中国生まれ。1972年、中国との国交回復を記念して来園。一大パンダブームが巻き起こり、パンダ舎の前には連日長蛇の列ができた。1980年死亡。
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