旺文社世界史事典 三訂版 「カロリング−ルネサンス」の解説
カロリング−ルネサンス
Karolinger Renaissance
ゲルマン移動後の文化の停滞した状態の中で,カール大帝はイタリア・スペイン・イングランド・アイルランドからアルクィンらの著名な学者をアーヘンの宮廷に招き,貴族・一般人子弟の教育に留意したので,一時的に文化の興隆をみた。また,学者たちを各地の修道院長に任命したことはラテン語の普及につながり,教会建築もさかんになった。
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