カルメ焼(読み)カルメやき

精選版 日本国語大辞典 「カルメ焼」の意味・読み・例文・類語

カルメ‐やき【カルメ焼】

〘名〙 (カルメは「カルメラ」の略) =カルメラ
風俗画報‐一三九号(1897)露店「きんつば、かるめ焼、煎豆、手品伝授、〈略〉等の雑商、園内各所に出店して」

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デジタル大辞泉 「カルメ焼」の意味・読み・例文・類語

カルメ‐やき【カルメ焼(き)】

カルメラ

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世界大百科事典(旧版)内のカルメ焼の言及

【カルメラ】より

…当時の製法は,砂糖に水を加えて煮立て,それをすって泡立ったとき,上に絹をかけて冷ます(《御前菓子秘伝抄》)といったもので,膨化剤は使わなかった。いまはカルメ焼,カルメラ焼などと呼び,もっぱら縁日などでつくりながら売られる駄菓子である。銅製の小なべに黄ざらめと少量の水を入れて煮つめ,泡立ってきたら棒の先に重曹をつけてかきまぜ,丸くふくらませて固まらせる。…

※「カルメ焼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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