日本大百科全書(ニッポニカ) 「カルチャー・センター」の意味・わかりやすい解説 カルチャー・センターかるちゃーせんたーculture center カルチュラル・センターともいい、第二次世界大戦後、新聞社が海外事情、社会情勢ほかの教養講座を経営したのに始まる。その後、女性の社会的進出に伴う向上心への対応を目的として、都市の百貨店や公共機関にも、文化講座、女性教養センター、市民大学などと名づけて開設され、全国的に行われるようになった。講座内容は、古典文学や詩歌・俳句などをはじめ、書画、音曲、また陶芸・彫金などの伝統工芸ほか、きわめて多くのジャンルにわたっている。[佐藤農人] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例