カミナリウオ(読み)かみなりうお

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カミナリウオ」の意味・わかりやすい解説

カミナリウオ
かみなりうお / 雷魚

硬骨魚綱スズキ目ハタハタ科の海水魚であるハタハタの地方名。産地秋田地方の呼び名で、漁期の冬に雷がよく鳴るのでこの名がある。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のカミナリウオの言及

【ハタハタ(鰰∥鱩)】より

…北太平洋に広く分布しているが,日本では宮城県および島根県以北の北日本に生息している。秋田では産卵のため接岸する11月ころよく雷が鳴るためカミナリウオと呼ぶ。新潟県高田・能生でシマアジ,鳥取でカハタ,シロハタなどと呼ぶ。…

※「カミナリウオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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