カプラー

デジタル大辞泉 「カプラー」の意味・読み・例文・類語

カプラー(coupler)

結合器。結合器の形式で種々の機能がある。例えば、音響カプラーは、デジタル信号回路と電話回線電気―音―電気の形で双方向に結合する装置

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「カプラー」の解説

カプラー
カプラー
coupler

】カップリング成分という.[別用語参照]アゾ染料】ハロゲン化銀カラー写真材料の発色剤.現像時に生成する現像主薬の酸化体とカップリング反応して色素を形成する.シアンマゼンタイエローの色素を形成するものが用いられる([別用語参照]発色現像).イエローカプラーとしてはアシルアセトアミド類が,マゼンタカプラーとしては5-ピラゾロン化合物などが,シアンカプラーとしてはフェノール類およびα-ナフトール類が代表的なものである.特殊なものとして,反応時に現像抑制剤を放出するDIR(development inhibitor releasing)カプラーがある.粒状性改良効果,色補正による色再現改良効果を示す.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カプラー」の意味・わかりやすい解説

カプラー

発色剤」のページをご覧ください。

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